翌日味噌汁と卵


「味噌汁の温め直しは、出したらいけんよ。」とうちのおばあちゃんが言っておりました。

特に、男性陣にだしてはいけないということで、ここは、それ、九州@長崎の古い家でのこと。味噌汁に限らず、汁全般、御法度。まずくなっている、中の具が、おまえはもう死んでいる・・・状態だと言うのが理由。

「はーい」と言いながら、女子は嬉々として温めなおして、食べていました。

嬉々として・・・そう、なぜか、家訓?九州訓?に反しておいしいから。こんなおいしいもの、男子には食べさせんけん、と。

私、温めなおした味噌汁が好きです。特に、具がくたびれたところに、卵を落として、白身は固まって、黄身は半熟がたまらん、です。

翌日の味噌汁を温め直すと、少し濃くなっています。ここに、新たに少し だし を足すのもいいのですが、私はなにか具を足すことがおおい。

その代表が卵。あるいは、蒸したサツマイモや、じゃがいももいい。 白菜、トマトなんかもいい。 そして、冷ごはん、テッパンです。 小口に切った青ネギとか、みょうが あたりがあったら、それで もう ご馳走です。

今朝は、大小の二つの行平に、昨夜の味噌汁を分けて、相方のには 冷ごはんと卵、 私のには 蒸したさつまいもと卵、を入れて。

温めながら、はたと思いました。 これは ちょっとていねいにつくった味噌汁だから、イイね、 と。 インスタントの味噌汁を翌日も食べたい人はいるまい。 とすれば、この楽しみにためにも、 ちくっと ていねいに作るのもいいな、と。

つーったって、私の味噌汁も、一晩つけた昆布水に、かつお節でだしを引いて(10分)、もずく と、とうふ、青ネギ細かく、だけのシンプルな味噌汁。

ただ、昨夜はお客様だったので、おいしいのを食べさせたいな~ と思いながら、喜んで、前のめり向きで、作ったから、今朝もおいしい、たぶん。

なにしろ、つくったときの気持ちは、必ず料理に出ます。 母がよく、いらいらしてつくると、イライラ味になるよ!と言っていましたっけ。

ってことで、禁断?の翌日味噌汁。

思えば、夏場はなかなかやらないわけで、すっかり秋になりました。

 

味噌汁

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