PARTYと50年前のドレスと話し忘れた大事なこと。


4月17日に、拙著の出版partyを開催いたしました。

まったくもって、僭越ながら・・・です。

“うれしい!みなさんのおかげです、10冊目&重版出来。『ていねいに仕込んで食べる 一週間のつくりおき』 出版の記念と、重版と、10册目ありがとうPARTY♪ という、いかにもミーハーな・・・ですが、本当にたくさんの、120名を超える方々にお運びいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

この日は、なんとかみなさんに、私のお料理を食べていただけたら・・とそのことばかりが頭にあって、50名分くらいのお料理を会場に持ち込みしました。(会場は、代官山のTENOHAさん、もちろんこちらのおいしいイタリアンも食べていただきました!)

これがいっぱいいっぱいになってしまい、19時半スタートに、19時10分まで盛りつけしている状況で・・・汗、(この初のケータリングもどきのことはまたいつか・・)

その後も、おだしを味見して頂きたいとか、いろいろてんこ盛りにしてしまって・・・、いちばん大切な、お越し頂いたみなさんとお話しするということができず、反省いっぱいでした。ゆっくりご挨拶もできなかったこと、どうぞお許しくださいませ。

厳しい相方による家庭内反省会もあり、お詫びの気持ちもMAXに・・・そして、中でもとっても悔やんだことが3つ。

●おひとりで来て下さった方々(ほぼ知り合いがいないかもしれないのに・・)をつなぐことができず、お話もできなかった方がいらっしゃること、

●大切なみなさんとほとんど話せない上に、写真も撮れなかったこと、 → 私の老後の楽しみが・・泣。

そして・・・

●アシスタントさんのご紹介ができなかったことです。

これについては、眠れず、自分をタコ殴りしました。(今、左では殴れませんが・・)そこで、ここでちょっと、チームのこと、お話させて下さい。

今回の本でお手伝いして頂いたみなさんのことは前にココで書きました。そこには、いつもは他のお仕事をしていて、撮影のときだけお手伝いして下さる、仲良しの友も。まさにチーム山脇!と私が勝手に思っている面々です。この中に、この4月から(徐々にそうしてきて・・)、教室やその他の撮影の仕事などをいつも手伝って頂いている二人がいます。

これは私にとっては、ひとつの決断でした。以前は人を雇い、育て、評価する立場にあったこともあるのですが、そういう状況にいささか疲れて、それはもうない・・と思っていました。そしてずっとベースは一人でやる気でいました。だから、忙しくなっても戸惑い、いろいろ複雑に考えたり・・・でも、思い切ってお願いすることにしました。とはいえ、社員とかそういうことではなく、月に半分くらいアルバイトしてもらうスタイルです。(私にそんな甲斐性がないので・・。)

でも、ふたりがいなかったら、ほんとに、今回のpartyのお料理も、できませんでした。ちえっぷ&ようちゃん、心から感謝しています。

周りの方々からは、顔で選んだの?と言われる、とにかく器量よしの二人です、ww  

賢く、明るく、そして、とてもとても、育ちがよく常識があり (大事!)、思慮深く (時に私より人を見る目があり)、どうしてこういう人が、手伝ってくれるんかいな?といまだに思っている・・・私です。

s-tieppuyoutyann

PARTYでふたりを見かけてお話された方もいらっしゃるかと思います。でも、私がこき使っていたので、泣、ふたりもばたばたと走り回っていたことでしょう・・・汗。

 

実は、この日、二人が着ている、レトロなワンピースにはちょっとした物語があります。

これ、うちの母が、20代の時に、長崎のココ・シャネルこと、大坪洋裁店@長崎(どこ?だれ?笑)で仕立てたものなんです、笑。

全く同じ形で、ともに、当時はめずらしかった、舶来レース(おフランスから)で、親ががりで作ったらしく、母がどうしてもこれだけは捨てられなかった・・というもの。

近くで見るとわかるのですが、昔の生地の良さと、ていねいな洋裁仕事で、ちょっとびっくりします。 が・・・ウエスト57センチ、細い足!!が自慢だった、だった、だった母・・もちろん私は着られず(しかも似合わず)。

そんな時、あ!美脚なふたりに着てもらえたら??と。そこで、試着会をやったところ、ぴったり。(おひとりの方の大きめの胸が心配でしたが・・入りました、笑)

50年以上前のワンピースがよみがえりました。50年ですよ、すごい。

ちょうど、母がいる日に、自宅で二人に着て登場してもらったら、母が大感激!&びっくりで、とてもとても喜んでくれて、ちょっとした変則の親孝行に。

ふたりも気に入ってくれて、これから着てくれるとのこと、50年を経てつながっていく、しかも消耗品なはずのものが・・・なんだか感慨深く、私も嬉しい。

 

そして、二人からはこの日、私が着ていた、白のボタンダウンのシャツをプレゼントされました。リコズキッチンのネーム入り・・・なんという、涙。(これはまた別途紹介させて下さい。) 世界で一番好きなアイテム、ボタンダウンシャツ!!

 

とまれ、料理屋さんやレストランの師弟関係とは違って、私にはなにも与えるものはないなあ・・と今でも思っています。

ただ、このところ、相手に、なにか将来に向けて利になるものを得てもらわないといけない・・・なにかスキルを与えることができなければ、上に立って働く資格はない、というこれまでの私の考えは、かえって冷たくも感じられ、杓子定規なだけなのかもしれないな・・と思うようにもなりました。

いっしょに仕事をすることが楽しかったら(仕事なんで、楽しいことばかりではありませんが・・)、仕事で感じる日々の小さな達成感を、その瞬間を、共有できる喜びも、働く意味とさせてもらってもいいのかな?と思うようにもなりました。

また、実際には、私が助けてもらうことがとっても多くて、甘えてしまうこともあって、それでもいいのかもしれないな・・と、都合よくシフトチェンジ。 (きっと、かつて仕事を一緒にした人は、弱音をはかない私に、なんとも厳しく、冷たく感じただろうな・・とも )

かの松下幸之助翁が、『政治家にいちばん必要なのは?』と聞かれて、愛嬌と答え、それはリーダー 一般に必要やな・・と、答えた話を思い出しつつ。(いや、これは、結果はその通りだと思うけど、ほんとーーーに難しい話です。)

ということで、ふたりに、とにもかくにも、自分に甘ーくしながら、助けてもらっています。これからも、ふたりの力を大いに貸してもらいながら、支えていただきながら、ふつつか者で、頭でっかちな私も、なんとかやっていけたらな、と思っています。そして、ふたりもともかくは楽しんでくれますように、と。

ちえっぷ、ようちゃん、ありがとう&どうぞ引き続きよろしくおねがいいたします。

これから、撮影の現場で、教室で、ふたりに会う機会もますます増えると思います。私ともども、どうぞ宜しくお願い致します!

と・・・PARTYで話したかったのさ、ルルル・・・泣。(長い!!!と、相方のマキが!!)

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※ちなみに、ともに、すてきなパートナーがいますので、あしからず。